[メイン2] ソンゴクウ :
[メイン2] ソンゴクウ : がら
[メイン2] ソンゴクウ : ふんわり香る、本特有のインク臭と
[メイン2] ソンゴクウ : 少しの埃っぽさ
[メイン2] ソンゴクウ : 「…ほえ~…すっげぇ本が置いてあるぞ!」
[メイン2] ソンゴクウ : 書斎、という奴だろう
[メイン2]
GM :
書斎
【本棚】と引き出しのついた【机】、座椅子がある。
[メイン2] ソンゴクウ : 「んじゃ、調べてみっか!」
[メイン2] ソンゴクウ : ccb<=90 分身の術 (1D100<=90) > 93 > 失敗
[メイン2] ソンゴクウ : 「どひ~」
[メイン2] ソンゴクウ : 「横着すんのは良くねぇな!」
[メイン2] ソンゴクウ : 髪を一本引き抜いて、二手に調べようと分身を出そうとしたが
[メイン2] ソンゴクウ : 埃を吸ってしまい咳き込み失敗した
[メイン2] ソンゴクウ : 「ん~…まぁいい、普通に調べっか」
[メイン2] ソンゴクウ : ccb<=90 変身の術 (1D100<=90) > 42 > 成功
[メイン2] ソンゴクウ : 「よし!」
[メイン2] ソンゴクウ : 眼鏡をくいっと付けて
[メイン2] ソンゴクウ : まずは【本棚】を調べる
[メイン2] GM : <図書館>を振れますね
[メイン2] ソンゴクウ : ccb<=90 変身していんてり?になって代行! (1D100<=90) > 6 > スペシャル
[メイン2]
GM :
ゴクウは並べられた本の中にふと雰囲気の違う本を見つける。
手にとって表紙をみると猫の絵が描かれている。
「あの子に会いたい」というタイトルの絵本のようだ。
[メイン2] ソンゴクウ : 「…お?」
[メイン2] ソンゴクウ : 「猫、だなぁ」
[メイン2] ソンゴクウ : その本を開き、内容に目を通す
[メイン2]
GM :
手書きで綴られたもののようで内容は異世界には猫達の町がある。
そこにはかつて私たちの世界で死んでしまった猫も暮らしていることがあるらしい。
死んでしまった飼い猫に会いたいと願う女性は凄まじい執念で異界に繋がる門を作り、死んだはずの飼い猫と見事に再開を果たすという物語が書かれている。
単なる絵本のはずなのに手書きの文字と絵から薄気味悪い生々しさを感じる。SANc(0/1d3)
[メイン2] ソンゴクウ : ccb<=40 (1D100<=40) > 91 > 失敗
[メイン2] ソンゴクウ : 1d3 (1D3) > 3
[メイン2] ソンゴクウ : 「ひゃあっ!気持ちわりぃ!」
[メイン2] ソンゴクウ : 「……ったく、んだぁこれ」
[メイン2] ソンゴクウ : 「一応持ってくか、なーんか匂う」
[メイン2] ソンゴクウ : そう言って本を懐に仕舞いつつ
[メイン2] ソンゴクウ : 今度は【机】に目を向けて
[メイン2] ソンゴクウ : ccb<=90 変身の術で目星 (1D100<=90) > 42 > 成功
[メイン2]
GM :
書斎の机の上に写真立てが置いてあり、大きな猫を抱っこして幸せそうに微笑む年老いた男性が写っている。
ゴクウは机の引き出しには鍵がかかっていることに気がつく。
[メイン2] ソンゴクウ : 「………」
[メイン2] ソンゴクウ : 解錠とか出来そう?
[メイン2] GM : <鍵開け>を振れますね
[メイン2] ソンゴクウ : ccb<=90 変身の術で鍵に変身して開ける (1D100<=90) > 17 > スペシャル
[メイン2] GM : ゴクウが鍵を開けると、机の中から日本語で「門の研究」と書かれた本を見つけた。
[メイン2] ソンゴクウ : 「…………お?」
[メイン2] ソンゴクウ : それを手に取り、開く
[メイン2]
GM :
空間や時空を飛び越える門に関する呪文や儀式について書かれた本のようだ。
所々よくわからない単語や恐らく外国の言葉を翻訳し間違えたのだろうか日本語にしてはおかしな文法がある。
<アイデア>を振れますね
[メイン2] ソンゴクウ : 「…………なんじゃこりゃ」
[メイン2] ソンゴクウ : ccb<=55 (1D100<=55) > 22 > 成功
[メイン2]
GM :
ゴクウは本を読むうちにいつの間にか、まるで御伽噺のようなこれらの呪文や儀式が現実に存在するものとして考えている自分に気づく。
そしてこの本の筆跡が先ほど書斎で見つけた絵本と同じことにも気付いてしまう。SANc(1/1d4)
[メイン2] ソンゴクウ : ccb<=37 (1D100<=37) > 94 > 失敗
[メイン2] ソンゴクウ : おわぁあああああ
[メイン2] ソンゴクウ : 1d4 (1D4) > 2
[メイン2]
GM :
そしてゴクウは門の観察という呪文に目が止まる。
呪文を唱えて魔力を捧げると門の構成を知ることができると書いてある。
何故か貴方はその読めぬはずの言語で書き記された呪文を見た瞬間、それをどう唱え、魔力を捧げればいいのかを本能的に理解できてしまった。
SANc(1d4/1d6)
クトゥルフ神話技能を1取得
「門の観察」の呪文取得
[メイン2] ソンゴクウ : あっ
[メイン2] ソンゴクウ : ccb<=35 (1D100<=35) > 75 > 失敗
[メイン2] ソンゴクウ : ああ
[メイン2] ソンゴクウ : 1d6 (1D6) > 4
[メイン2] ソンゴクウ : 「…………グッ、くぅ……?」
[メイン2] ソンゴクウ : 頭が、ずぶりとした違和感
[メイン2] ソンゴクウ : 溶けた鉛を注ぐような異物感が、知識として脳髄にこびりつく
[メイン2] ソンゴクウ : …うぐぐ
[メイン2] ソンゴクウ : 「…ハァ、ッ、ハァ…」
[メイン2] ソンゴクウ : 本能的な恐怖、或いは動物的な防御反応か
[メイン2] ソンゴクウ : 牙を剥き、毛を逆立てて
[メイン2]
ソンゴクウ :
「ギ、ギギ…」
頭を搔きむしり、まとわりつく知恵を吐きだそうと
[メイン2]
ソンゴクウ :
「うあああああッ!!!」
ぐっと体を逸らして、威嚇の声を吐く
[メイン2] ソンゴクウ : 轟々と、群れの仲間への危険を伝えるような
[メイン2] ソンゴクウ : 正しく"猿"の本能に近い行為である
[メイン2] ソンゴクウ : ぐぐぐ、と
[メイン2] ソンゴクウ : 強張る体を丸めて警戒する、明らかに異様な状況だ
[メイン2] ソンゴクウ : …主に自分が、だが
[メイン2] 犬吠埼 風 : そこへ、廊下からドタドタドタ、と走る音と共に。
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「ゴ、ゴクウ……!?さっきの声は何……!?
何か、あったの……!?!」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
はぁ!はぁ!と息を荒げながら、汗を拭い。
書斎にいるゴクウをじっと見つめる。
[メイン2] ソンゴクウ : 「…う、風…」
[メイン2] ソンゴクウ : 「…来ちゃダメだ…ここに残ってるもんは、なんかおかしい」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「っ……!!か、顔色が、悪い……!?
ど、どうしちゃったのよ……!!」
すぐさま駆けつけ、ゴクウの肩を掴み。人肌の温もりを与える。
[メイン2] ソンゴクウ : 「オラ、おかしなもん見ちまった…」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「……!!!………それって……
も、もしかして─────"門"……?」
[メイン2]
ソンゴクウ :
「…う」
息を整えつつ
[メイン2] ソンゴクウ : 「…」
[メイン2] ソンゴクウ : 「そっちにも合ったのか…?」
[メイン2] 犬吠埼 風 : 「……大丈夫」
[メイン2] 犬吠埼 風 : ゴクウの背中を摩りながら。
[メイン2]
犬吠埼 風 :
ccb<=95 勇者部(戦闘/運動/探索/交渉判定)
【精神分析】代用。 (1D100<=95) > 83 > 成功
[メイン2] ソンゴクウ : 「…ふー、ふー…」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「……ええ、アタシも……不思議な日記を見つけたわ
門、そういったものが……あるらしく」
[メイン2] ソンゴクウ : 深呼吸、肺に息を取り込み
[メイン2] ソンゴクウ : 「…オラは」
[メイン2] 犬吠埼 風 : 一定リズムで、背中を、トン、トン、トン。と軽く叩いてあげる。
[メイン2] ソンゴクウ : 「術を、覚えちまった」
[メイン2] 犬吠埼 風 : 「………っ!!!」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「そ、それって……」
……ダメよ、アタシは、勇者部部長なんだから。
[メイン2] 犬吠埼 風 : 「……」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「………大丈夫、大丈夫だから……
何があっても、ゴクウ、あなたは……消えない
どこへも、行かせない」
[メイン2] ソンゴクウ : 「…で、でもよ」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「……落ち着いてからでいいから、詳しく話してもらっても
いい、かしら……?」
[メイン2] ソンゴクウ : 「…わかった、まず説明すっけど」
[メイン2] 犬吠埼 風 : こくりと頷き。聞く姿勢に。
[メイン2] ソンゴクウ : 「"門"の構成がわかるんだ」
[メイン2] 犬吠埼 風 : 急かさないように、まず第一優先は、ゴクウの身を守ること。
[メイン2] ソンゴクウ : 「よくわかんねーし、自分も見た事も聞いたことねぇが」
[メイン2] 犬吠埼 風 : 「………!!!」
[メイン2] ソンゴクウ : 「それを使うと、門の姿かたちが理解できる…らしい」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「………門……なる、ほど……」
ふむ、と考えながら。
[メイン2] 犬吠埼 風 : 「……アタシが捜索した部屋だと、こんなことが、日記に書いてあったわ」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
そう言い、日記にあった出来事を全て伝える。
どうやらこの家主は、ペットロスにより─────"門"を開いてしまったようだ。
[メイン2] ソンゴクウ : 「…日記?」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
そしてその"門"から、一匹の猫が迷い込み
それは今も、この屋敷内にいる。
……その存在は、風も確認した。
[メイン2] ソンゴクウ : 「…………じゃあよ」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
たしかに、猫は押し入れの天井裏に、いた。
自分達が捜している猫とは違う。全く別の、猫が。
[メイン2] 犬吠埼 風 : 「……ええ」
[メイン2] ソンゴクウ : 「ま、まぁ」
[メイン2]
ソンゴクウ :
「ただの猫が出るだけの門…なんだよな?オラのこれ…」
少し冷や汗の伝う顔で、力なく笑いつつ
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「……ええ、そうよ、だから怖いことは何も無いわよ」
ニコりと微笑む。安心させるように。
[メイン2]
犬吠埼 風 :
ゴクウの頭を撫でながら。
他に起こり得る恐ろしい出来事は、正直分からないが。
そんなことよりも、今は目の前にいる大事な仲間を、友達を安心させたい。
力になりたい、その想いが風をそうさせる。
[メイン2] ソンゴクウ : 「………………ふぅ、ちょっと落ち着いたぞ」
[メイン2] ソンゴクウ : 「とはいえ、とんでもねぇ話に、首突っ込んじまったなぁ……」
[メイン2] ソンゴクウ : ハハハと、笑みを見せつつ
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「ふふ、それなら良かったわ
……ええ、ほーんと、とばっちりもいいところよね」
ニカッ、と歯を見せ笑いながら。
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「……ま、不法侵入しちゃったアタシらが悪いと言えば悪いのも
ふふ、事実と言えば事実なのかしらねぇ?
でも、アタシ達はアタシ達なりに大義あってやってることなんだし」
[メイン2] 犬吠埼 風 : 「もーちょっと神様も、融通利かせてもらってもいいわよね~」
[メイン2] 犬吠埼 風 : 冗談めかすように笑う。
[メイン2] ソンゴクウ : 「……まぁ、なぁ」
[メイン2] ソンゴクウ : 「…と、ともかく」
[メイン2] ソンゴクウ : 「早く探してやらねぇと」
[メイン2] 犬吠埼 風 : こくりと頷く。
[メイン2]
犬吠埼 風 :
……まだ、今のゴクウに、あの押し入れ天井裏にいた猫を、どうにかしてあげたいと思う、その気持ちを伝えるには、早い、と思い。
特にそれに関しては言葉として紡がず。
[メイン2] ソンゴクウ : ぐっと、立ち上がり
[メイン2]
ソンゴクウ :
「……ひゃあ」
やば、腰が抜けてた
[メイン2] ソンゴクウ : こてり、倒れる
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「わわっ……!?ちょ、やっぱりまだ無理してるじゃない!
ダメよ!……ほーら!」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
ゴクウに背中を向け、座り
自分の肩にポンポン、と手を叩く。
[メイン2] ソンゴクウ : 「うう~……」
[メイン2] ソンゴクウ : 「な、な…」
[メイン2]
ソンゴクウ :
「情けない…」
へにゃりと
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「……ふふ、いいのよ、甘えても
存外、可愛いところあるのね~」
[メイン2] 犬吠埼 風 : ニヤニヤとしながら。
[メイン2]
ソンゴクウ :
「…私はゴクウなのにぃ…」
くったり、力が抜けて安心したような悔しいような顔をする
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「はいはい、それじゃあ……ま、そうねぇ
この屋敷、ゴクウが見たそれがあるように……
手に負えないような、何かが、まだあるかもしれないから……」
[メイン2] 犬吠埼 風 : よいしょっ、とゴクウを軽々と背負い。
[メイン2] ソンゴクウ : 「…うぇ!?」
[メイン2] ソンゴクウ : 「ちょ、ちょっとぉ!?」
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「はいはい暴れないのっと」
ニコ、と笑い。
[メイン2]
犬吠埼 風 :
「元のゴクウに戻ったら、そん時はゴクウにいっぱい
頼らせてもらっちゃうから、それでいいわよね?」
[メイン2] ソンゴクウ : 「………………」
[メイン2] 犬吠埼 風 : ふふふ、と軽く笑いながら。
[メイン2] ソンゴクウ : 「わかった…」
[メイン2] 犬吠埼 風 : 「いい子」
[メイン2] ソンゴクウ : そのまま、まるで
[メイン2] 犬吠埼 風 : うんうん、とご満悦気味に何度も頷く。
[メイン2] ソンゴクウ : 小猿が母猿に背負われる如く、小さく丸まり
[メイン2] ソンゴクウ : 友達の背の上に収まった